ノベルティは、企業の魅力やメッセージを伝えるための大切なツールです。せっかく贈るなら、受け取った人の暮らしに自然に溶け込み、長く使ってもらえるものにしたいですよね。
この記事では、使い続けてもらえるノベルティをテーマに、デザインの考え方や依頼時のポイント、B&D minoyakiが行う小ロットOEM制作の流れまでをわかりやすくご紹介します。
ノベルティの魅力とは?「使い続けてもらうマグネット」3つの原則

ノベルティとして配布するマグネットは、受け取った人の生活の中に長く残るアイテムです。冷蔵庫やデスクなど、日常の中で自然に使われる場所に置かれるため、企業名やメッセージが繰り返し目に入ります。
長く愛用してもらうためには、見た目の印象だけでなく、使いやすさや空間への馴染み方を考慮したデザインが欠かせません。ここでは、マグネットを使い続けてもらうための3つの基本原則をご紹介します。
落ち着いた配色で長く愛される。高彩度はワンポイントに抑える
配色は、ノベルティの印象を大きく左右する要素です。目を引くために強い色を多用すると一時的なインパクトはありますが、長く使うアイテムとしては落ち着いたトーンの方が好まれます。ベージュやグレーなど、空間に自然に馴染む色を基調にし、企業カラーやロゴなどの高彩度な色はワンポイントとして使うと上品な印象になります。
派手さよりも、シンプルで控えめな美しさを意識することで、オフィスや家庭のどのような場所にも違和感なく取り入れられ、長く愛用されやすくなります。
冷蔵庫・デスクでつい使いたくなる、生活動線を意識したサイズと形状
マグネットは、実際に貼る場所を想定してサイズや形を設計しましょう。家庭では冷蔵庫、職場ではデスクやホワイトボードなど、使用されるシーンに合わせて適度な大きさにすることで、見やすく扱いやすいノベルティになります。
大きすぎると貼る場所を選び、小さすぎると存在感が薄れるため、日常の動線に馴染む中間サイズが理想的です。角を丸くしたり、指でつまみやすい形状にしたりすることで、実用性も高まります。
視認性と印象を両立。2m離れても読めるロゴ・文字配置
マグネットに印刷するロゴや文字は、少し離れた位置からの見やすさも意識しましょう。特にオフィスや店舗で使われる場合、2m程度離れた場所からでも判読できるサイズとレイアウトが望ましいとされています。
ロゴやメッセージは詰め込みすぎず、余白をしっかり取り、バランスの良い配置にすることで視認性が向上します。また、マットな質感の素材や反射を抑えた印刷を選ぶと、光の当たり方による見えにくさを防げます。
記念品・ご挨拶にちょうどいい 大人の感性に合う美濃焼タイルのノベルティ

企業の周年記念やお取引先へのご挨拶など、特別なシーンで贈るノベルティには、長く手元に残る上質なアイテムが選ばれています。中でも美濃焼のタイルを使ったノベルティは、実用性と美しさを兼ね備え、幅広い年代の方に好印象を与えます。
日常の中で自然に使える形に仕上げることで、企業のセンスや想いを伝えるアイテムとして存在感を発揮するでしょう。
1300年の美濃焼の歴史が息づく。伝統技法を現代のノベルティに
美濃焼は1300年もの歴史を持つ、日本を代表する焼き物のひとつです。技術や素材の確かさは、ノベルティ制作においても大きな魅力となります。伝統的な焼成技法を応用しながらも、現代のデザインや企業ロゴを組み合わせることで、他にはない独自性を演出できます。
B&D minoyakiでは、既存のタイルをベースにしたマグネットタイルの制作や、オリジナルデザインを絵付け・プリントしてマグネット加工を行う方法など、アレンジも可能です。伝統の風合いと現代的なデザインを融合させることで、記念品として長く愛されるノベルティに仕上がります。
落ち着いた釉薬の表情が控えめながら上質な存在感
美濃焼タイルの大きな特徴は、釉薬による表面の豊かな表情です。艶を抑えたマットな質感や、光の当たり方で微妙に変化する色合いが、控えめながらも確かな存在感を与えます。
派手さよりも落ち着きを重視した素材は、ビジネスの場や大人のライフスタイルに自然に馴染みやすく、贈られた相手にも上品な印象を残します。
どのような空間にも合うシンプルさ。オフィスや玄関にも自然に馴染む
美濃焼タイルを使ったノベルティは、シンプルで飽きのこないデザインが特徴です。素材の質感と形を生かした仕上がりにすることで、どのような空間にも溶け込みます。オフィスのデスク周りや玄関、リビングなど、生活の中にさりげなく置けるデザインは、受け取った方にとっても扱いやすく、長く使いたくなるポイントです。
高級感がありながら主張しすぎないノベルティは、企業の信頼感や丁寧な姿勢を伝えられます。
ノベルティ素材と製造工程 マグネットもSDGs・環境配慮の視点から制作

近年、企業のノベルティ制作においても、環境配慮やサステナブルな素材選びが重視されます。素材の選定から製造工程、ロット管理に至るまで、環境への負荷を減らす工夫を取り入れることで、企業としての社会的責任やブランド価値を高められます。
美濃焼タイルを使用したマグネットノベルティであれば、天然素材を使いながらも耐久性が高く、長く使えるため、廃棄の少ないサステナブルな製品づくりに貢献します。
持続可能な自然由来の陶土を使用。環境に負荷をかけない素材選び
美濃焼を作る陶土は、自然由来の素材です。原料採取から廃棄までのライフサイクルを通して環境負荷が少なく、SDGsの視点からも適した素材といえます。
さらに、陶土の性質上、表面にかける釉薬との相性によって自然な色合いから深みのある光沢まで表現でき、シンプルなデザインでも素材そのものの存在感を生かせます。
水や摩擦にも強く長く愛用できる。資源の無駄を防ぐシンプルなサステナブル
美濃焼タイルは、水や摩擦に強く、長く美しい状態を保てます。消耗が少ないため、一度制作したノベルティを長期間使用でき、使い捨てノベルティに比べて資源の無駄を抑えられます。
デザインもシンプルで流行に左右されにくく、空間や用途を選ばないのが特徴です。こうした長く使えるものづくりこそが、サステナブルなノベルティの基本といえるでしょう。
小ロットから対応できるOEM制作。必要な分だけを丁寧に届ける
環境配慮のもうひとつのポイントは、必要な量だけをつくることです。近年では、小ロットから柔軟に対応できるOEM体制を整えたメーカーも増えており、B&D minoyakiも対応しています。これにより、在庫過多による廃棄や過剰包装を防ぎ、必要な分だけを丁寧に届ける生産が可能になります。
試作品の段階で仕上がりを確認しながら進めることで、デザインや色味のミスを防ぎ、結果的に資源とコストの両方を最適化できます。
B&D minoyakiの世界観をノベルティに マグネットはじめ多彩な日用品まで一貫対応

B&D minoyakiでは、美濃焼タイルを中心としたオリジナルノベルティや日用品のOEM制作を行っています。小さなタイルマグネットからアロマストーン、アクセサリーパーツまで、多様な素材・形状・デザインに対応可能です。
美濃焼の上質な質感と現代的なデザインを融合させ、ブランドの世界観を丁寧に形にします。
企画から色校・量産まで一貫対応。初めてでも安心のOEM進行体制
B&D minoyakiでは、オリジナルノベルティの企画からデザイン、試作、量産までを一貫して対応しています。美濃焼タイルの特性を理解したスタッフとデザイナーが、用途やご予算に合わせて最適な素材や仕様を提案。初めてノベルティを制作される方でも、完成までの流れを丁寧に説明しながら進行します。
また、サンプルを実際に確認できるため、デザインや色味のズレを防ぎ、納得の仕上がりに調整可能です。
小ロットからの発注にも対応しており、「まずは試してみたい」という段階でも安心。ノベルティを通して企業のブランドイメージを形にするため、確かな品質と柔軟な対応体制を整えています。
デザイナーがご要望や大切にしている価値観を形に
ノベルティは企業の印象や世界観を伝える大切なツールです。B&D minoyakiでは、デザイナーが企業担当者との対話を重ねながら、ロゴや色、質感などに込めたい想いを丁寧に汲み取り、デザインへと落とし込みます。シンプルでありながら印象に残る造形や、使う人の手に馴染む形など、素材の特性を生かした提案が特長です。
美濃焼タイルならではの落ち着いた色調や温かみを活かすことで、上品で長く使いたくなるノベルティを実現。「派手さよりも品の良さを伝えたい」「暮らしに馴染むデザインにしたい」などの想いを、確かな技術と感性で形にします。
マグネット以外のアイテムも。豆皿・アロマストーンまで多彩なOEM事例
美濃焼の技術を活かしたOEM製品は、マグネットだけにとどまりません。B&D minoyakiでは、豆皿・箸置き・アロマストーン・アクセサリーパーツなど、小さなタイル製品を中心に幅広く展開しています。素材や形状、釉薬の色合いを変えることで、同じタイルでもまったく異なる印象に仕上がるのが美濃焼の魅力です。
記念品やPOP UPイベント向けの限定品、企業の販売用オリジナル商品など、目的に応じた最適な提案が可能。また、少量生産にも柔軟に対応しており、試作品や短期イベントにも適しています。
ノベルティ制作での注意点と解決法

オリジナルノベルティの制作では、デザインや素材選びだけでなく、実際の使用環境や仕上がりを想定した確認が欠かせません。小ロットから対応できるOEM制作は柔軟性が高い一方で、色味や強度などの細部を事前にチェックしないと、想定と異なる仕上がりになることもあります。
ここでは、よくある課題とその解決策を3つのポイントに分けてご紹介します。
色ブレ・ロゴの沈み|サンプル段階でカラーやロゴをしっかりチェック
焼き物やプリント加工を伴うノベルティでは、焼成温度や素材の質感によって色の見え方が微妙に変わることがあります。また、釉薬や印刷面の凹凸によってロゴが沈んだように見える場合もあります。
これを防ぐには、デザイン確定前に実物サンプルを必ず確認しましょう。光の当たり方や見る角度によって印象が変わるため、屋内外での見え方をチェックし、ブランドカラーに近づけるよう微調整を行います。
磁力が弱すぎる・重い|実際の使用環境を想定した設計をする
マグネットを使うノベルティでは、磁力の強さや製品の重さもしっかりチェックしましょう。陶器・タイルのマグネットは高級感がありますが、素材の厚みや形状によって重さが増し、思ったより貼り付きが弱く感じる場合もあります。
そのため、実際に使用する場所を想定したテストを行いましょう。磁石のサイズや位置、接着方法を工夫することで、ちょうどいいバランスでノベルティが作れます。
環境配慮と法務対応も|SDGs視点と表記確認で企業価値を守る
ノベルティは企業の姿勢を表すツールでもあるため、環境や法務面への配慮も欠かせません。素材選びでは、リサイクル原料や自然由来の陶土など、環境負荷の少ないものを検討することでSDGsの取り組みを明確に打ち出せます。
また、製品に印字するロゴやメッセージの中に、商標や著作権などの法的リスクが含まれていないかを確認することも重要です。特にコラボ企画やイベント用ノベルティでは、使用許諾や表記ルールを事前に整理しておくと安心です。
想いをかたちに B&D minoyakiでは小ロットでOEM・特注制作も承ります
B&D minoyakiでは、美濃焼タイルを活かしたオリジナルノベルティや販促アイテムを、小ロットから柔軟に制作しています。マグネットやアロマストーンなどの定番アイテムに加え、特注デザインや限定企画にも幅広くお応えしています。
特に、美濃焼の質感を生かしたタイルマグネットは、実用性と高級感を兼ね備え、企業の印象を長く伝えるノベルティとして好評です。
周年記念やご挨拶、ブランドPRなど、目的に合わせた特注制作のご相談も可能です。まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

