タイルコースターは、好きな色や形のタイルを組み合わせて作れるタイルクラフトです。小さなスペースでも配色や並べ方によって印象が変わるため、はじめての方でも好みに合ったデザインに仕上げやすいのが特徴です。
この記事では、B&D minoyakiで取り扱う美濃焼タイルを使ったコースター作りに必要な材料から基本の作り方、きれいに仕上げるコツまで順番にご紹介します。好みのタイルを選び、日常で使えるコースターを作ってみましょう。
タイルコースター作りに必要な材料と道具

タイルコースター作りでは、タイルと土台の準備に加え、素材に合った接着剤・目地材、仕上げに使う道具をそろえることが大切です。ここでは、土台とタイルの準備、接着剤と目地材の選び方、作業に必要な道具の順にご紹介します。
タイルとコースターの土台を用意する
まずは使用するタイルと、タイルを貼るための土台を用意します。木製のコースター台など、タイルを並べられる大きさのものを選びましょう。
用意したタイルに大きな欠けや割れがないか確認し、作業で使う分をまとめておきます。土台も表面に傷みがないか確認してから使用しましょう。
土台は、反りやがたつきが少ない平らなものを選びます。接着前に表面のほこりや汚れを拭き取っておくと、タイルを貼る作業を進めやすくなります。
接着剤と目地材の選び方
接着剤について、木製の土台にタイルを貼る場合は木工用ボンドが使えます。金属など別の素材に貼る場合は、接着剤の用途表示を確認し、陶器と接着する素材の両方に対応したものを選びましょう。
タイル同士の隙間を埋める目地材は、タイルクラフト用やモザイクタイル用のものが使えます。色付きの目地材を選べば、同じタイルでも全体の印象を変えられます。使用量や水との配合は商品によって異なるため、パッケージの説明に従ってください。
ヘラ・スポンジ・マスキングテープなど作業に使う道具をそろえる
目地材を混ぜたり詰めたりするためのゴムベラ、余分な目地材を拭き取るスポンジと雑巾、周囲を保護するマスキングテープを用意します。目地材を作るための汚れてもよい容器と水も必要です。
細かな位置を調整するときは、つまようじやピンセットがあると便利です。作業を始める前に道具を手元にまとめておくと、接着や目地入れの工程を続けて進めやすくなります。
目地材や接着剤が机に付くのを防ぐため、作業台には新聞紙や汚れてもよいシートを敷いておくと片付けがしやすくなります。スポンジや雑巾は途中で何度か使うため、すぐ手に取れる位置に置いておきましょう。
コースターに使うタイルの選び方

コースター用のタイルは、見た目だけでなく、土台に収まるサイズや形、厚みや表面の凹凸、色や仕上がりまで確認して選びます。ここでは、使いやすさと仕上がりの両面から、3つのポイントに分けて選び方をご紹介します。
土台に収まるサイズと形のタイルを選ぶ
コースターに使うタイルは、土台の中に無理なく収まり、目地の幅を確保して並べられるサイズを選びます。複数枚を組み合わせる場合は、小さめのタイルのほうが配置を調整しやすく、正方形や六角形など形によって完成時の印象も変わります。
例えば「19mmHEX」は、短辺約19mm・長辺約22mmの六角形です。小さめの土台にも複数枚を配置しやすく、六角形を生かした並べ方ができます。
購入前には土台の縦横のサイズを測り、タイルの寸法と目地の幅を含めて必要な枚数を見積もっておきましょう。端に大きな隙間が残らないかまで確認しておくと、配置を決めやすくなります。
厚みや表面の凹凸を確認する

コースターでは、カップやグラスを安定して置けるよう、タイルの厚みと表面の凹凸を確認して選びます。複数種類を組み合わせる場合は、できるだけ厚みが近いものを選ぶと高さをそろえやすくなります。表面の凹凸が大きいものは、置いた物が傾かないか仮置きの段階で確認しましょう。
例えば「19mm丸」は、直径約19mm、厚み約5mmです。ツヤあり・ツヤなしの色があるため、同じ形で表面の仕上がりを選び分けることもできます。
異なる種類のタイルを組み合わせる場合は、商品ごとの厚み表記を比較し、高さの差が大きくなりすぎない組み合わせを選ぶと扱いやすくなります。
色・形・表面の仕上がりを確認して組み合わせる

色を選ぶときは、使う色数を決めてから組み合わせると全体をまとめやすくなります。同系色でそろえる方法のほか、2〜3色を組み合わせて変化をつける方法もあります。ツヤの有無や表面の模様も、完成時の見え方に影響するため確認しておきましょう。
例えば「コルセア」は約25mm角、厚み約6mmで、複数の色から選べます。表面はツヤがあり、貫入が入っているため、色だけでなく表面の仕上がりも確認しながら選べます。
色の組み合わせを決める際は、使用する色の比率も意識すると全体をまとめやすくなります。主に使う色を決め、ほかの色を補助的に入れる方法もあります。
タイルコースターの作り方を3つの手順で解説

材料がそろったら、仮置きで配置を決め、接着剤で固定し、最後に目地材を入れて仕上げます。ここでは、タイルコースターを作る基本の流れを3つの手順に分けてご紹介します。
タイルを仮置きしてデザインを決める
まずは土台の上にタイルを並べ、完成形を確認します。色の配置や形の向きを変えながら、全体のバランスを見てみましょう。目地を入れる場合は、タイル同士の間に隙間を残して配置します。
配置が決まったら、接着前に写真を撮っておくと、タイルを一度外した場合でも元の並びを確認しながら戻せます。また、外周のタイルが土台からはみ出していないか、カップを置く中央部分に大きな段差がないかも確認しておきましょう。
接着剤でタイルを貼り、しっかり乾かす
配置が決まったら、前の工程で選んだ土台に適した接着剤をタイルの裏側に塗り、一枚ずつ貼っていきます。接着剤を付けすぎるとタイルの脇からはみ出し、目地を入れる部分に残ることがあるため、量を調整しながら塗りましょう。タイルを置いた後は軽く押さえ、はみ出した接着剤があれば固まる前に取り除きます。
すべて貼り終えたら、接着剤が十分に乾くまで動かさないようにします。乾燥が不十分なまま目地材を入れるとタイルが動きやすいため、使用する接着剤の説明に従ってしっかり乾かしてください。
目地材を詰めて拭き取り、完全に乾燥させる
接着剤が乾いたら、必要に応じて土台の周囲をマスキングテープで保護します。目地材は、少しずつ水を加えながらヘラで混ぜ、隙間に詰めやすい硬さに調整します。一度に水を多く加えると柔らかくなりすぎるため、少量ずつ混ぜながら状態を確認しましょう。
目地材は作業中にも状態が変わるため、一度に大量に作らず、コースターに必要な量を目安に準備すると扱いやすくなります。
できた目地材をヘラでタイルの隙間や端までしっかり詰めます。タイルの表面に付いた目地材は後で拭き取るため、この段階では隙間を埋めることを優先しましょう。
目地材を詰め終えたら、表面が落ち着くまで待って余分な目地材を拭き取り、完全に乾燥させます。乾燥後にマスキングテープを外し、タイル表面を乾いた雑巾で整えれば完成です。
タイルコースターをきれいに仕上げるポイント

仕上がりを整えるには、貼る段階でタイルの間隔をそろえ、目地材を適切なタイミングで拭き取り、乾燥後にがたつきや汚れを確認することが重要です。ここでは、完成前後に確認したい3つのポイントをご紹介します。
タイル同士の間隔をそろえる
目地の幅をそろえたい場合は、最初に基準となる列や外周の位置を決めてから、周囲のタイルを合わせていくと整えやすくなります。全体を一度に調整するよりも、基準を作って順番に並べる方法が向いています。
列の途中で隙間が狭くなったり広くなったりした場合は、接着剤が乾く前に周囲の数枚を少しずつ動かして調整します。1枚だけを大きく動かすよりも、周囲を合わせながら直すと全体の間隔をそろえやすくなります。
目地材は半乾きのうちに少しずつ拭き取る
目地材は乾き切る前に拭き取るのがポイントです。表面が固まる前の半乾きの段階で、濡らしたスポンジを使って余分な目地材を落とします。
一度にすべてを拭き取ろうとせず、少しずつ拭いてはスポンジをすすぎ、きれいな面で再び拭く作業を繰り返します。タイルの端が見えるように整えると、仕上がりが整います。
完全に乾いたら、がたつきと表面の汚れを確認する
目地が完全に乾いたら、実際にカップやグラスを置いて、がたつきがないか確認します。気になる場合は、タイルの高さや表面の凹凸、目地の状態を見直してみましょう。
仕上げに乾いた雑巾でタイルの表面を拭き、目地材の残りや汚れがないか全体を確認します。
実際にDIYでタイルコースターを作ってみたい方や、B&D minoyakiのタイルを直接見て選びたい方は、お問い合わせの上多治見の店舗にもお越しください。
美濃焼タイルでオリジナルのコースターを作りましょう
タイルコースターは、材料をそろえて基本の手順を押さえれば、はじめてのタイルクラフトにも取り組みやすいアイテムです。タイルの色や形、表面の仕上がりを変えることで、さまざまなデザインにできます。
B&D minoyakiでは、さまざまなサイズや形の美濃焼タイルを取り扱っています。好みのタイルを組み合わせて、日常で使えるオリジナルのコースターを作ってみてください。
